「3秒」の違い
日常生活の中では「3秒」など、あっという間に過ぎ去って、取るに足りない時間かもしれません。しかし今日、その「3秒」が人の生死を分けるかもしれないということを知りました。
昨日から今日に日付が変わったころ、東京からの応援チームとの宴の帰り、いつものように自転車で歩道を走っていました。右の車道は、0時を過ぎているにも関わらず、多くの車が通っていました。
突然後方から、やんちゃな兄ちゃんが乗る車に付いているマフラーの大きな爆発音がした次の瞬間「ドカーン」とマフラーの音とは違う大きな音。振り返ると、車道と歩道の境に立っている電柱に赤い車が突っ込み、電柱を中心に回転し、車道をふさぐ形で止まっていました。その電柱と自転車に乗った私の距離はわずか10m、まさに「3秒」の違いでした。
もし「3秒」遅く電柱の横を通っていたら、もし車が歩道側に回転していたら、今ごろは三面記事の中だったかもしれない。そう思うと今更ながら背筋がゾッとしました。
決してエイプリルフールのネタではないですよ。
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