車いすに乗ってみて
今日、機会があり車いすに乗ってみました。普段、平田さんが活動中に車いすで移動されているのを見ていると、大変なんだろうなぁと思うのですが、何がどれだけ大変なのかという実感はありませんでした。
実際乗せてもらって、操作はある程度言うことを聞かせられるものの、たった3センチの段差を上がることができませんでした。
また後ろに介助者がいるという想定で、車いすを押してもらいました。段差を降りるとき、どうしても体が前屈みになります。私は身体を十分支えられるものの、平田さんは腹筋がないので、前に投げ出される形になります。それは車に乗っていて急ブレーキを掛けられ、身体が外に投げ出されるような状態。非常に怖いのです。安全に段差を超えるため、後ろから段差を超えようとすると、後ろまで回転してしまうような気がして、恐怖感があります。
今日のお昼に平田さんは、その5センチの段差を自分だけで飛び乗るように上がりました。私も同じことをしてみましたが、全くできませんでした。
筋肉の付きが自分より弱い人が、車いすを操作して段差を超え、その上選挙活動をしている。どれだけ大変なことか。理解したつもりになっていた自分に、ちょっとガツンとやられた出来事でした。
|