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2006年07月15日
ドクターヘリと商店街

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 「ドクターヘリ」というのをご存知でしょうか。  「ドクターヘリ」とは、辺鄙な地域で発生した急を要する傷病者に対して、いち早く治療を開始するために、医師を患者の下へ送り、救命救急センターまで運ぶヘリコプターのことです。  和歌山のように南北に長細く、山間地が多くて、海岸線沿いにしか主要道路が走っていない地理で、南の方で発生した傷病者を救命救急センターまで運ぶ場合、救急車で2~4時間ほどかかるそうです。その間に助かる命も助からなくなってしまうことがあります。  「助かる命は助けたい」というお医者さんの熱意と住民の願いによって、県立医大にヘリが導入されたのは3年前のことです。全国で7番目と非常に早い段階で取り入れられました。現在では9道県10地区で運用されています。そして、国公立大学の附属病院では初めての導入だそうです。  これまでの3年間1000回以上の運行実績について担当のお医者さんやスタッフの方からお話を伺えました。  また特別講演として、元警察庁長官で、現在はドクターヘリの導入を進めるNPO法人救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)の理事長でいらっしゃる國松孝次さんが「ドクターヘリの有効性と将来」というテーマでお話下さいました。  國松さんは講演の中で、「和歌山のような遅れたと言っては失礼ですが、遅れた県が先んじてドクターヘリを導入され、機能している。このことは他府県の模範となる。」とおっしゃっておられました。  和歌山のドクターヘリは近畿圏で唯一運行されていて、県を越えて奈良や三重の一部もカバーしている優秀なシステムだそうです。現場の方も色々工夫されたそうです。一人でも多くの命を助けたいという思いが伝わってきました。他の県でも早く導入されるように願うばかりです。今後もこの活動に関わっていきます。

 その後、商店街のまちづくりフォーラムに参加しました。早稲田大学通りの商店会で会長をされていて、先の衆議院総選挙で自民党の比例ブロックで当選された安井潤一郎さんが講師でいらっしゃいました。
 安井さんは、とにかく色々みんなでやってみなければ始まらないとおっしゃって、早稲田の大学生と一緒に色々と活動されたお話をされました。

 今日は勉強になるお話をたくさん聞けた一日でした。

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