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2006年08月05日
セルジオ越後さんの講演会

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 今日は岸本周平さんが主宰する「LINKS和歌山」の勉強会に、サッカー解説でおなじみの、セルジオ越後さんがいらっしゃいました。  セルジオさんは笑いも交えながら、教育やスポーツ振興のお話をされました。中でも記憶に残ったのが、次のお話です。

 セルジオさんが、ある学校へサッカー教室へいらしたとき、あいにく雨が降ってしまいました。仕方がないので、バレー部の許しを得て、体育館で講義をされたそうです。その時、セルジオさんのお話がおもしろそうだと聞きつけたバレー部やバスケ部の部員達が体育館に覗きに行くと、サッカー部員は彼らに「お前らの種目には関係ないから来るな」と言うようなことを言ったのだとか。
 こういう排他的なことがあると、スポーツは決して広がらないし、チームも強くならないとセルジオさん。例えば、野球でシカゴとニューヨークが戦うとなったら、シカゴ住民はその人がどんなスポーツを愛好していようとも、必死でシカゴチームを応援する。彼らの結集点は個々のスポーツではなく、シカゴという街なのだと。
 甲子園に出たチームを応援するのも、野球部だけじゃなくてバスケでもサッカーでもバレーでも、種目に関係なくみんながそれぞれの競技の応援に出かけると、その学校なり地域のチームは非常に強くなる。引いてはそのことがスポーツを盛り上げることになるのだそうです。「野球は好きやけど、サッカーは嫌い」と言ってる間は決して強くならないとおっしゃっておられました。

 確かにそう言われれば、どこか自分の中にも排他的なところがあるなぁと思いました。どの点を中心にして回るのか。その点が変わるだけで大きい円になったり、小さい円にしかならなかったり。セルジオさんのお話で大事なことを気付かせてもらえた、そう思いました。

 勉強会が終わったあと、地元のお祭りに行ってきました。以前お世話になった方はいらっしゃらなかったのですが、その奥様がいらしたので、ご挨拶をしてきました。

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