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地震セミナーに参加
今日13時から県文で「地震に関するセミナー」が行われ、参加してきました。
先日、文部科学省の関係機関である地震調査研究推進本部から地震動予測地図が発表され、その地図も拝見していましたが、今日はその予測地図に関する説明もされました。
特に私が注目したのは、公立学校の耐震工事が進んでいないことです。文科省から具体的に数字を示して説明されたのです。和歌山県の小中学校の施設に対する耐震診断の実施率は87%で全国9位と対応が進んでいます。
しかし問題はその先で、昭和56年以前の建物に対する耐震化率は18.2%と全国平均28.6%を大きく下回り22位。全体の耐震化率も47.1%と全国平均54.7%を下回り32位となっています。現状把握は早くできているのに、その後の対応があまり進んでいないことが分かりました。
これでは、いざ避難しようと思っても避難先の学校がつぶれているというお寒い状況を想像するに難くありません。
またパネラーの方も、とにかく死なさないこと、死なないことが大事だとおっしゃっておられました。私も常々そうお話してきました。街がどんなにつぶれても、人間さえいれば必ずその街は復活する、と申し上げてきました。やはりその認識は正しかったようです。
この後すぐに来てもおかしくない地震のこと、もっと真剣に考えなければならないと思います。
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