辞める辞めないは…
「○○だったら辞める」という話が次々と出ています。
自民党の中川秀直幹事長は5月12日、「参院選の勝利を目指し、政治生命をかけて取り組んでいる」と述べ、参院選で敗北した場合、幹事長職を辞任する考えを示しました。
安倍首相も6月22日のラジオ番組で、参議院選挙に敗北した際の責任論に関連して「党総裁である私の責任も当然大きいと、ある意味では自覚している」と述べました。
我が民主党の鳩山幹事長も今日、早稲田大学での講演で、参院選について「負けて幹事長にとどまれるという思いは一切ない。自公の過半数割れを成就できることを勝利と呼ぶ以外にない」と述べ、与党を過半数割れに追い込めない場合は辞任すると明言しました。
正直、今、国民生活者には政治家が辞めるかどうかなんか、関係ないと思うんです。年金を守ってくれるかどうか、生活が守られるかどうかに関心があって、一政治家の進退はどうでもいいんです。意気込みは分かりますが、今そんなことを言う必要があるのでしょうか。
そんなことをしているから、国民の気持ちが冷め、政治離れが進み、投票率が下がって、政治が見捨てられてしまうんです。国民に迎合せよとは言いませんが、しかしある程度の距離の近いところにいなければならないと思うのです。
「生活が、第一」と言うのであれば、決して離れてはならない、そう思うのです。
|