初めての要望活動
昨日今日の2日間、紀の川大堰の建設計画について要望活動をするため、国土交通省の近畿地方整備局と本省へ行ってきました。
紀の川大堰は六十谷橋の西側に位置し、昭和62年から建設が開始されました。紀の川の洪水時と渇水時の流水量の差が大きく、平成に入ってからも2年・6年・7年と3度の渇水が発生し、6回の取水制限をしています。その度に紀の川下流の和歌山市では水の確保に苦慮してきました。そこで紀の川大堰を建設し、流れてくる水を堰き止め、計画的に下流へ流すことによって、安定した生活用水の確保が可能となります。
平成21年度中には完成の予定でした。しかし、大阪府南部へ紀の川の水を分ける計画でしたが、大阪府から分水計画見直しの申し出があったため、昨年計画変更があり、工事費の不足などで、完成が遅れる見込みとなりました。
そこで今回、市議会の中にある「紀の川大堰建設に関する議員連盟」の役員と議員有志で国交省に対し、当初計画の規模で、予定通りの平成21年度中完成を求めるため、要望活動に出かけた次第です。
直川地区では水がつくこともありました。自然災害はいつやってくるか分かりませんので、1日も早く完成していただきたいと思っています。
(附属の先輩である国土交通省谷口技監の部屋にて)
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