ガソリンが高い!
日々の活動の足はほぼ、愛用の自転車です。私が高校に入り、買ってもらった13年物です。通常で30分の道のり。雨でも雪でも通いました。校舎が高台にあるので、ものすごい坂を登らなければなりません。それで、かなり丈夫な自転車を買ってもらい、今でも現役です。それに、家から議会まで近いということもあるのですが、多少の運動にもなりますし、ちょっとかしのエコゴコロです。
しかし、市内も広いのでどこでも自転車というわけには行きません。また日程の関係で、小回りよく動きたいときもあります。そんな時は原付バイクを使っています。
最近皆さんもお感じになってらっしゃると思いますが、ガソリンが高いです。レギュラーで150円台のお店も見かけるようになりました。
ガソリンを入れた後、レシートをまじまじとご覧になったことがあるでしょうか?
実はガソリンの値段の中には揮発油(ガソリン)税というものが含まれています。金額は決まっていて、リッターあたり53円80銭。下のレシートですと、リッター単価147円ですから、約37%が揮発油(ガソリン)税になります。結構な割合です。それが高いか安いかは別として、問題はここからです。
そのガソリン代金にまだ消費税が上乗せされます。税率は5%。ここで何か気付かれませんか?そうです。揮発油(ガソリン)税に消費税、つまり税金に税金を掛けているんです!これを「二重課税」と言います。「二重課税」は解消されなくてはいけないものなのですが、未だに放置されています。なぜなら、国民が知らないのをいいことに、税収があるから放ってあるのです。
53円80銭に対する消費税5%は2円69銭。リッターあたり2円69銭は余分に払わされているのです。
和歌山県での1人当たり年間ガソリン販売量(平成9年)は430.5リットル。4人家族だと1722リットル。これに2円69銭をかけると約4632円。年間これだけ無駄に出費していることになります。たかが4600円かもしれませんが、しかし、車を多用する人にとってはもっと大きな出費となります。されど4600円。
国にもまじめに考えてもらわなくてはならないと思います。
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