悲しい知らせ
今日は悲しい知らせが続きました。
ひとつは、マスコミでも報道されていましたが、ベトナムで枯葉剤の被害を受けて生まれた結合双生児「ベトちゃん、ドクちゃん」の兄であるグエン・ベトさんが亡くなったこと。ベトさん、ドクさんには今から3年前、ベトナム・ホーチミンのツーズー病院でお会いしました。
ドクさんは松葉杖を片手に歩き、ツーズー病院で看護のお仕事をされていました。彼ら2人以外に枯葉剤の影響で身体のハンデを持って生まれ、親から見捨てられた子どもたちの下へ、案内をしてくれました。そして最後にベトさんのベッドへと案内してくれたのです。別の病院職員の方から、ベトさんと一緒に写真を撮っても良いと言われましたが、とても撮ろうという気にはなりませんでした。
年齢が3つしか違わないと言うこともあって親近感を覚え、またベトさんの存在自体がベトナム戦争を語り継ぐ一つの方法であると思っていました。本当に残念です。
もうひとつは、この春の私の選挙でご支援下さった方が亡くなりました。その方のお家のご近所を一緒に回って、私への支援をお願いして下さいました。
私を引っ張ってご支援をお願いしてくださった方が亡くなったのは初めてです。棺の隅にお花を手向け、手を合わしながら「ありがとうございました」とお礼を述べました。
ご遺族から「仕事しっかりがんばれよ、と言っていました」とのお言葉を頂戴しました。まだまだ至らなくてご心配ばかりお掛けしていますが、少しずつ進歩していきます。
ただただご冥福をお祈りするばかりです。
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