我以外、皆我師也
今日は、私が中学時代にお世話になった恩師のお別れ会があり、参加してきました。
1部では順番に献花し、ご遺族がお礼の言葉を述べられました。会場には、市の教育関係者をはじめ、多くの方が会場いっぱいにいらしてました。中学時代の担任や教わった先生などもいらしていて、懐かしくご挨拶をさせていただきました。先生方は私の当選をとても喜んで下さっていました。
2部は食事をしながら、先生との思い出を語る会でした。実は私は、中学時代にこの先生から直接教えを請うたことがありませんでした。私が入学したときはすでに教頭をされていて、また同じ学年に理科の先生がいたため、直接教えていただくことがなかったのです。
しかし、部活の顧問でしたので、色々とお世話になった次第です。中学時代、私はバリバリの風紀委員長をやっていて、どちらかといえば融通の利かない方でした。今でも思い出すのは、学校の廊下で、規則などガチガチにやっている様を見て、先生が私に「ちょっと丸くほぐしてやらんといかんなぁ」とおっしゃられたことです。そのときの様子を今でもはっきりと覚えています。今思えば、何であんなにガチガチだったのかと思うだけでも笑えてきます。
最後にお会いしたのは、日付は忘れましたが、数年前のこと。東京で秘書をしていて、帰省していたときに、市駅の前で通勤中の先生とお会いしました。通勤途上ということもあり、ご挨拶程度で済んでしまいましたが、結局それが最後になりました。
今日のタイトルは先生が好きな言葉です。私以外、みんな私の師である。そんなことを胸に秘め、教育現場に立たれていたそうです。本当に残念でなりません。
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