防衛の最前線へ
今日の研修会は、まず前原誠司衆議院議員から「わが国の安全保障のあり方」と題してお話いただきました。その後、海上自衛隊舞鶴地方隊を訪問し、見学しました。
まず舞鶴地方隊の歴史や国内での位置づけなどの説明を受けました。舞鶴地方隊は秋田から島根までの日本海側を警備担当区域として活動しています。ちなみに和歌山市は呉地方隊の管轄になります。
舞鶴総監部内にある海軍記念館を見学して後、整備のため帰港していた護衛艦「すずなみ」の船内を見せていただきました。「すずなみ」はテロ対策特措法により、今年3月14日から8月27日までの167日間、約180人の隊員と共にインド洋上での活動に従事していました。昨年2月に就役したばかりで、新しい艦艇です。艦長以下多くの隊員の皆さんが出迎えて下さいました。艦内の装備について説明を受けながら、現物を見せていただきました。
次に舞鶴航空基地に移動し、哨戒ヘリの装備について説明を受けました。「すずなみ」には2機の哨戒ヘリが搭載できます。
日本海側は脅威と隣り合わせの厳しい環境であると思います。私達の安全を守って下さる自衛官の皆さんに最大の敬意を持って、見学させていただきました。
舞鶴基地を離れ、舞鶴市内にある赤レンガ博物館へ。世界のレンガについての展示がなされていました。昼食を食べて、和歌山へ4時間かけて戻ってきました。
(「すずなみ」の前方甲板にて)
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