帰還して勉強会
朝、突然だったのですが、東京の恩師の家を訪ねました。お休みだったのですが、予告なしで申し訳ありませんでした。しばらくご無沙汰してしまい、当選してからのことなどをお話しました。余裕を持って行ったつもりだったのですが、あっという間に時間が過ぎ、急ぎ羽田空港へ。
12時過ぎのフライトで関空に着き、そのまま市役所へ。15時からクラブ総会が開かれ、政務調査費の検討についての進捗状況を、〆木先生からご報告いただきました。おおよそ議論がまとまってきたようです。
16時からは海洋研究開発機構の金田義行先生にお出でいただき、地震研究についてご講演を頂きました。金田先生は海洋研究開発機構の海洋工学センターで、地球深部探査船ちきゅう号を使った地震のメカニズムについて研究されています。今は新宮を中心に東南海・南海地震の巣である熊野沖をちきゅう号で調べていらっしゃいます。
基本的な地震のメカニズムやこれまでの研究で分かったこと、またいち早く地震の発生を伝えるシステムについて分かりやすく説明していただき、興味深く勉強させていただきました。
金田先生の言葉で印象的だったのは、「これまでの震度測定は、例えば心臓が悪いのに、肩に聴診器をあてて診察しようとするものでした。今の研究はまさに悪いであろう心臓に聴診器をあてて心臓の状態を診るものです。」と話されたことです。これでものすごく分かりました。
地震が来る前に少しでも研究が進んでくれればと思います。
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