こんなところまで飛び火
視察の3日目です。
大分の日田市役所で、森林保全に関する説明を受けました。日田市は市町村合併で、その面積が和歌山市の約2.8倍、森林が約82%を占めています。主な産業も林業で森林保全の必要性を特に求められる状況でした。緑の確保と同時に、その担い手も育成しています。そのための予算も確保し、積極的に取り組まれていました。
視察が終わり、市役所を出るとき、議会事務局の市議会だより担当者から電話がありました。実は市議会だよりは古紙100%の紙を利用していたのですが、その表示に偽装があったそうです。製紙会社からの謝罪があり、今度の2月発行時に、偽装の事実と会社からの謝罪があったことを一緒にお知らせするそうです。
皆さんもご存知の、年賀はがきから始まった古紙配合率の偽装がこんなところまで影響を及ぼしています。私も話を聞いて本当に驚きました。
写真は日田でお昼と食べたお店の近くの建物です。歴史的な雰囲気のある建物を通りごと残し、景観の維持に努められていました。和歌山市にもこのような町並みが残っていればよかったのですが、戦災で焼けてしまい残念です。
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