前橋から新潟へ
視察の2日目です。午前中は前橋から新潟への移動です。
高崎から上越新幹線に乗り、長いトンネルを抜けると、一面の銀世界。スキーを楽しむであろう人々が越後湯沢駅でどっと降りていきました。寒いのが苦手なので、新潟も雪だらけで嫌だなぁと思っていましたが、また長いトンネルを抜けて新潟市に入ると、あれっ?と思うような普通の都会風景。雪はほとんどありません。拍子抜けしましたが、かなり安心しました。
お昼は越後名物へぎそばを頂きました。へぎ(片木)とはそばが入っているこの木枠の器のことを言い、新潟のおそばには布海苔が入っているそうです。
お昼の後、新潟市役所へ移動し、コンベンションについての説明を受けました。新潟市が政令指定都市となったことに加え、夏の洞爺湖サミットに先駆けた先進8カ国(G8)労働大臣会議が行われるとあって、かなり勢いづいていました。
視察を終え、ホテルに入った後、夕食までに少し時間があったので、近くのホテルで3時間100円のレンタサイクルを借りて、コンベンションの行われる「朱鷺メッセ」を見学してきました。中心地には何ヶ所ものレンタサイクルステーションがあり、事前に登録をすれば基本料金3時間100円で自転車が借りられます。朱鷺メッセにはホテル日航新潟も入っており、会議の会場としては立地は最高です。また博物館や美術館も併設し、レベルが高く感じられました。
大きな会議では、会場と宿泊場所の確保がキーになると、担当者の方はおっしゃっておられました。仕事で来られるので、観光は二の次だそうです。また受け入れ窓口が一本化されていることや実施のための資金貸付制度などが整備されていました。
必要な整備さえすれば、和歌山市も十分戦っていけると思いました。
(朱鷺メッセから佐渡島を望む。)
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