取っ払い、払い渋り
昨日、議会の控室に居るとき、岩出の方からお電話を頂きました。お相手は80歳代の男性で、年金の話でした。
聞いた限りの内容でお話しすると、50年ほど前に勤めていた会社で払っていたはずの厚生年金が、10年勤めたのに1ヶ月しか記録にないとのことでした。
社会保険事務所に行ったところ、給料明細を出すよう言われましたが、50年も前のものを保存しておらず、勤めていた会社自体もなくなっているため、次善の策を聞いたところ、当時の同僚の方の証言や、本人と社号が一緒に写っている写真などがあれば良いと教えられたそうです。
それから、昔の同僚を探し、証言を得、写真も借りて、もう一度社会保険事務所へ出向いたそうです。すると、またもや「給料明細を持ってこないと、認めない」と言われ、困って私にお電話してこられました。
折りしも、夜のあるニュース番組で、同じケースの特集が組まれており、全国的かつ組織的に行われているのではないかと直感しました。まさに国民から年金を受ける権利を「取っ払い」、挙句には受給要件のハードルを上げて「払い渋り」すると言う、本当にこれが国の機関がやることなのかと、怒りよりも情けなさの方が先に来てしまいました。どこまで性根が腐っているのでしょうか。
夜には和歌山青年会議所の新入会説明会に行ってきました。同級生のお兄さんが紹介して下さったので、入ろうかなぁと思って行ったのですが、残念な会運営のシーンを見てしまい、だいぶ気持ちが萎えてしまいました。それと、もう一つ疑問に思っていることがあり、それに対する納得できる答えをもらえなければ、入れないなぁと思っています。これから6月いっぱいまで、オリエンテーションが6回あるので、そのどこかで持っている疑問を投げかけてみようと思います。
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