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2008年06月12日
22時08分退庁

 今日から6月定例議会が始まりましたが、波乱の始まりとなりました。
 議長と副議長が辞職届を提出しました。これは慣例で、一人が長期にわたって職を独占しないということから、毎年この6月議会で交代するようです。
 正副議長が辞めてしまうと、議会としては真っ先に正副議長を決めなくてはなりません。正副議長が議会の進行役であり、進行役なしに議事を進めることが出来ないからです。これは地方自治法や議会規則でどの議案よりも最優先されることが定められています。ということで、正副議長を決めることになります。
 議長は一番人数の多い第1会派から、副議長は次に人数の多い第2会派からというのが、これまた慣例となっています。今回、第2会派からは副議長の候補者がいないと回答されました。そこで第1会派が正副議長を出すと言ってきました。しかし、本来は第2会派に候補者がいなければ、第3会派が出すことになっています。私のいる民主クラブは第3会派で、しかも副議長候補がいます。ここで戦いとなりました。大きいからと言って正副議長を独占するのか、それともこれまでの筋通りに行うのか、せめぎ合いです。
 結果として折り合いがつき、議長は第1会派から、副議長は第3会派の我が民主クラブの寒川篤先生に決まりましたが、長い時間がかかりました。今日行う予定だった議事のだいたい7割を来週月曜日に持ち越して、21時に延会しました。いつも以上に疲れた感がありました。寒川先生が副議長就任のご挨拶を終えられ、片づけをしたりして、市役所を出たのが22時08分でした。
 しかし、実は正副議長を誰にするかでモメても、それは市民にとって大した問題ではありません。どちらかと言えば、内輪モメに見えてしまいます。誰にとっても得策ではありません。筋論にしたがって、早く決まって欲しかったと言うのが、私の感想です。

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