第10回政策メッセ
今日は東京での政策勉強会に出席です。私が秘書時代から入らせていただいている政策分析ネットワークの第10回夏季政策メッセが明治大学の駿河台キャンパスで行われました。
11時から始まりますので、それに間に合うように家を出ると7時前のリムジンバスで関空へ向かわなければなりません。9時前のANAで羽田へ。機体整備で出発時間が遅れヒヤヒヤものでしたが、予定していた電車に乗ることができました。
勉強会は3部に分かれていて、2つないしは3つのテーマから自分の興味あるものを選びます。1部では地域活性化政策ワークショップを選びました。ここでは映画を軸とした地域の再編集、柔らかな特徴づけによる地域多様性の創出について学びました。今回は映画という道具を使っての活性化でしたが、道具は何でも良く、要するにどう運営していくか、持続性継続性をどうやって持たせるかがポイントです。
第2部では米国大統領選挙ワークショップと雇用政策ワークショップの2つがありました。どちらも興味があり迷ったのですが、雇用政策WSに出席し、米国大統領選挙WSはICレコーダーで録音しました。雇用政策WSのテーマは「中堅世代が元気を取り戻すための雇用政策」と題して議論が行われました。高齢者の雇用政策、また若者のニートや非正規雇用の高まりで年齢的に両端の議論は盛んですが、ちょうど真ん中の30・40代の働き手は大変苦しい状態に置かれています。どうすればそんな状況を少しでも改善できるかを話し合いました。
第3部では石橋湛山賞受賞記念ワークショップ、政策決定プロセス論ワークショップ、自治体シンクタンク論ワークショップの3つがありましたが、自治体シンクタンク論WSを選択しました。
埼玉県戸田市では市役所の中に政策研究所を作り、5つの政策を実施し、1つの政策について研究している段階です。今年から始まったばっかりなので、本当の中間報告といった形です。シンクタンクを外部においている例が多い中で、戸田市では先進事例を研究した結果、市役所の組織内に置くことを選択したそうです。WSが終わった後で、個人的に少しお話を聞かせていただきました。
政策分析ネットワークの事務局長をされている田幸さんにも久しぶりにお会いできました。ありがとうございました。
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