ドロドロです、決算審査4日目
今日の決算委員会はまちづくり局、農業委員会、建設局の審査です。すんなり終わると思っていましたが、今回の審査で最長でした。
まちづくり局の審査は10時過ぎからお昼休憩を挟んで、14時40分まで行われました。最初の部長からの説明は、議員からツッコミが入り、原稿通りに読めない事態に。しかし、決算明細書を見ながら、その場で言葉を足しながら説明されました。行政マンのプロ根性を見せていただきました。
しかし、後の質疑に対する受け答えが昨日よりひどい状態で、ウダウダでした。他の議員からもかなり厳しい指摘がありました。
肝煎りのはずの事業が1年も遅れ、事業内容も変更されていて、21年度までの支払いだけが確定している。市営住宅の滞納件数と額が全体の2割近くにまで上っている。かなりずさんな対応をしているように見受けられました。それは他の議員も質疑の中で言っていました。「一体どないなってるんや」というのが正直な感想です。結局、17時ギリギリまで質疑が行われました。
決算の取り扱いについて議会事務局に聞いてみました。決算はすでに使ってしまったお金なので、議会が決算を認めない、つまり不認定にしても、してしまった事業をなかったことにするといったことはできません。ただ、政治的な意味合いで、不認定となった場合は市長サイドは大きな痛手を負うことになります。私のように全部ではないが、一部について認めたくないと思っていても「一部不認定」という制度がなく、「all or nothing」の考え方で大部分が良ければ認定せざるを得ないという決まりになっています。
月曜日に採決がありますが、不認定とすべきかどうか、考えているところです。
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