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2008年10月31日
江口先生の喝

 ここのところのもっぱらの話のネタは「衆院選はいつなん?」です。私は最近の流れをマラソンに例えてお話をしています。
 10キロマラソンに出るつもりで準備して、よーいドンで走り始めた。9キロまで来たら、「ハーフに変更です」と言われ、仕方なくペース配分をして走り続ける。ようやくゴールかと思って20キロ地点まで来たら、「フルマラソンに変更です」と言われる。走り続けるものの、40キロまで来たら「100キロマラソンです」と言われるんじゃないかと疑心暗鬼になる。体力もいつまでも持つわけではありません。次々にゴールを延ばされたんじゃ、とてもしんどい。
 こんな例え話をさせていただいています。私のように10年もこの世界でいると、多少延びたり縮んだりするのは何とも思いません。しかし、回りで支えてらっしゃる後援者は一生懸命走ってますから、慣れないことも加えて、相当の体力気力を消耗していると思います。少しペースを落として、体力の回復と温存をしてもいいのではと思います。
 市の制度について変更があるとのことで、呼び出しがかかり登庁しました。説明を受けて、本格的に実施に向けて調整するそうです。

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 その後、財団法人和歌山社会経済研究所主催の講演会に参加しました。今回はPHP総合研究所の江口克彦社長が講師でした。
 江口社長は道州制の導入を提唱され、中でも地域主権型の道州制でなければ意味がないとおっしゃっておられました。官僚中心の制度をやめさせ、国と道州、今の市町村に当たる基礎自治体が横並びの対等な立場となって、それぞれが行うべき仕事を分担して行えば良いと話されました。
 「自らのことを『地方』と言って卑下してしまう、中央との上下関係でいいのか、全国どこも『中央』である」と強くおっしゃっておられました。
 例え話で、ある市が既存のビルを活用して小学校にしようと思った。しかし、文科省が小学校の階段の1段の高さは16センチでなければならないと決めてある。そのビルの階段は17.2センチ。たった1.2センチの違いで許可が下りない事態になった。3年かかって交渉してようやく許可された、という具体例を出して、本当にくだらないと切り捨てられました。
 「国民が正しく喜び、幸せになればいいではないか!」とスローガンを掲げ、和歌山が活性化するための具体策を提示され、講演会は終わりました。
 実は、私が東京にいたとき、江口社長に直接ご指導いただいておりました。久しぶりにお会いしてご挨拶をし、京都での勉強会に参加しても良いとお許しをいただきました。厳しいご指導が待っています。
 続いて、和歌山弁護士会主催の、地球環境の危機と環境権について考える勉強会に参加しました。これから日本がどのようにして地球環境に向き合うか、特に政策的にどうして行くのが良いかをお話されていました。

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