建設企業委員会の調査視察
今日から建設企業委員会の視察で四国に来ています。今日は関空から飛行機で松山に入りました。
松山では2つのことを調査視察しました。一つは地域住宅計画についてで、市営住宅の建て替えや耐震改修について、松山市で行なわれている施策を教えていただきました。
和歌山市でも苦労しているのが、老朽化した団地から新しい団地に移り住んでいただくことですが、なかなか進んでいません。今住んでらっしゃる場所を終の棲家にしたいとおっしゃってる方が多いそうです。また新しいところに移ると、家賃も緩やかですが、値上がりしてしまいます。そういう理由で拒否される方がいらっしゃいます。その状況は松山市でも同じでした。松山市では根気よく職員さんが説得にあたって、少しずつ移り住んでいただいてるそうです。和歌山市とは少々進み方が違うようです。
もう一つは機能別消防団について教えていただきました。和歌山市でもそうですが、消防団に加入数方が少なくなってきて、地区によっては十分に機能しなくなる可能性があります。
そこで、そのような危機を脱するために、日中サラリーマンで参加している地区にいない方の穴埋めをしてもらうために、その地区にある企業に団参加を求めたり、一定の地区に詳しい郵便局員に団へ参加してもらうなどの手立てを考えました。
また女性消防団を創設し、日頃の防火啓発を訴えるなどの活動に従事していただいてるそうです。このような新しい取り組みが松山市では積極的に行なわれています。
松山でやっているからと言って、そのまま和歌山で出来るとは限りませんが、参考にして和歌山に合ったやり方を見つけたいと思います。
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