地震に強い街づくり
今日から東京です。朝5時33分のリムジンバスに乗って関空経由で東京へ入りました。
政策研究大学院大学で「地震に強い住宅に関する国際シンポジウム」に参加しました。飛行機も羽田空港からの電車も遅れていて、会場に着いたら第1部のパネルディスカッションが始まっていました。
第1部ではインドネシアやネパール、パキスタンなどアジアを中心に地震の多い8カ国で、住民や建設業者、中央政府や地方政府役人の、地震に対するリスクをどの程度認知認識しているかを調べる意識調査を行い、その結果から導き出される防災政策について話し合いました。
途上国では建築基準の周知徹底もなされておらず、また経済的な事情から、日本のように建設業者へ建設を依頼するのではなく、自らの手や家族で建てることが多いため、地震に対する脆弱性を含んでいることも報告されました。
第2部では地震に負けない住宅作りというテーマで、地震と建築基準をどう近づけていくかについて話し合いました。また建築基準を近年の震災の経験からどう運用するかも話し合われました。
勉強会は明日も続きます。
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