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2008年11月29日
どうすれば地震による死傷者を少なく出来るのか

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 今日は、昨日に引き続き、「地震に強い住宅に関する国際シンポジウム」に参加しました。
 昨日行われた住民や政府の地震に対する意識の問題、建築基準に関する課題などの議論を踏まえて、ではどうすれば地震による死傷者を少なく出来るのか、その方策を考えるのが、今日の議論のテーマでした。
 発展途上国では、専門の技術者でない人が家を作るケースが多く、残念ながら耐震性能は貧富の差に比例しているとの報告もありました。また耐震に係る建築技術も普及していないため、震度4や5レベルで簡単に家が壊れてしまうそうです。テレビが棚から落ちたり、食器棚から食器が落ちて壊れたりしていないのに、家の壁は全壊しているなど、日本では考えられない例があります。
 日本では元々それなりの地震への備えがありますが、建物が建てられた年代によって耐震強度がかなり異なります。海外での例も参考に、高額でない耐震補強の技術開発が急がれます。
 シンポジウムが終わった後、飛行機で和歌山へ戻ってきました。よさこいスタッフ部会の忘年会があったのですが、和歌山に着いた時間がちょうど終わりの時間で、2次会からの合流となりました。今年一年、お疲れ様でした。

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