12月議会最終日
今朝は和駅での街頭演説です。和駅では今年最後の回となりました。家を出る頃には雨が降り出して、かなり冷える街頭活動でした。今年1年ご清聴・ご声援いただいたお礼と、今年の10大ニュースの1位が中国産毒入り冷凍餃子や農薬汚染野菜など、食の安全についての事件が選ばれたことをお話しました。
毎回何か一言私につぶやくメガネをかけ、作業服で通勤している若い男性がいます。今年最後の一言は「ジャマ!」でした。渡したビラを目の前で破って捨てたり、「死ね」と言ったり、この1年のバリエーションは色々でした。身の危険を感じることもありましたが、今はどこの誰だか分かっていますし、鉄道警察隊のお巡りさんも見ててくれているので、安心して活動できます。
今日が12月議会の最終日です。午前中は意見書の文案について、各会派での調整が行われました。今回、私の一般質問にも取り上げた定額給付金について、国にその実施を再考するよう求める意見書を出すことになりました。各会派の幹事長が調整して下さり、26名の連名で提出することになりました。その文面はデータベースに置いておきますので、ご覧下さい。
午後から開かれた本会議では、各常任委員長から審査の結果と概要が報告されました。続いて採決が行われました。一旦休憩した後、10月の公営企業決算委員会の報告と決算認定の採決が行われました。
次に一般会計特別会計の決算審査の報告がありました。以前にこの場でもご報告しましたが、私は決算委員会の委員で、委員会の席では決算を認められないということで、不認定の結論を出しましたが、認定するという人が多数で、委員会の結論としては認定となりました。
出された数字自体に間違いはなく、一部で政策的に考え方の違いがありましたが、それは大きな問題ではありません。一番引っかかったのは、真摯に説明しようという意思のなさと、自分が出してきたものを説明できないプロ意識の欠如にありました。そのためにわざわざ部局別に分けて審査しているにも拘らず、自分の持ち場のところでさえ、資料をバラバラと繰らなければ説明できない、頭に入っていない、分かるように説明できない。それでどうして認めてくれって言えるのでしょうか?
私が秘書のときは、代議士から頼まれた調べ物を自分も同じように勉強し、資料の中身はかなり頭に叩き込んで、調べてくれた人に成り代わって代議士に説明できるところまで持っていきました。深い専門分野になれば、私も付け焼刃ですからその人にお願いしましたが、しかしかなりの勉強はしました。
秘書と職員さんを一緒にしちゃいけないのかもしれませんが、同じような気もするのです。
委員会では不認定としておきながら、本会議で認定したら筋が通りませんし、改善されたとは思っていないので、不認定の意思表示をしました。
追加の人事案件と意見書の採択をして、今議会は閉会となったわけです。
定額給付金は2月1日で区切って実施するようですが、本当にできるのでしょうか?ぜひ意見書の文もご覧下さい。
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