東北への出張
今日から議会内の森林環境保全促進議員連盟の視察出張です。今日と明日で盛岡と仙台へ赴きます。
朝7時半に市役所で集合して、南海とリムジンバスを乗り継いで伊丹空港へ。飛行機で仙台空港へ降り、電車と新幹線を乗り継いで盛岡に入りました。
盛岡市では平成9年の盛岡城築城400周年を記念して、様々な催しが行なわれましたが、市民の中から「未来に何か形の残るものをして欲しい」との意見を受け、盛岡市内に平成市民の森を10年かけて整備しました。どのようなコンセプトでこの事業を行なってきたか、現状はどうかを教えていただきました。
同行した先輩議員の皆さんも色々と盛岡市の担当者に質問をされました。私もひとつ市民の森に関連して、質問させていただきました。最近、グリーンニューディールという言葉が聞かれるようになりましたが、市民の森を整備することで新たな雇用は生み出されたかどうかを伺いました。盛岡市からは、新規の事業だったので、整備の仕事を受注した森林組合を中心に新たな雇用が生まれたとの回答をいただきました。
盛岡市の場合は、ただ森林を保全するだけでなく、市民がその森に来て楽しみ、自然に触れ合うことが出来る森づくりをしていました。これまで、植えた樹木が枯れてしまうなど、様々なご苦労があったそうで、少しでも木々が長生きするように研究されているというお話も伺いました。
盛岡市の市民の森は市内中心部から約8キロのところにありますが、和歌山市の市民の森は奈良県川上村にあって、簡単には行けません。地理的な差はありますが、市民の憩いの場としての整備方針には得るものがありました。
明日は仙台へ行きます。
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