松山での視察
今日は全国大会誘致市議会議員連盟の調査視察2日目です。朝から予讃線に乗り高松から松山へ向かいました。単線で途中すれ違いの電車を待ったりして、2時間33分の移動です。
チンチン電車で大街道という繁華街まで移動し、その近くの、松山城へ登るためのロープウェイ乗り場があるビルの中に松山コンベンションビューローがありました。
今回の団の中では一番若輩なのですが、一応副会長という役職をいただいているので、先達を差し置いて、代表して挨拶させていただきました。
専務理事さん以下4人の方が、松山の制度や過去2年間の実績について説明して下さいました。一昨年は2万人規模の会議が一つあり、集客数がだいぶ多かったのですが、その一方で収容のキャパが2~3千人ということもあり、宿泊施設の確保などにかなり苦労されたそうです。
コンベンションビューローでの視察の後、事務局の方からご紹介いただいた、すぐ近くの「坂の上の雲ミュージアム」を訪れました。昨年開館したばかりで、建築家の安藤忠雄さんが設計されたそうです。今年からNHKで3年かけてドラマも放送されるということで、かなり力を入れてらっしゃいました。
私はその後、子規の住んだ家を移築した子規堂を訪れました。内部には子規や、子規と親交の深かった夏目漱石らに関係する原稿などの資料が展示されていました。その向かいには坊ちゃん列車客車の現物が保存展示されていました。市内のあちこちに句の石碑などがあり、俳句で街を盛り上げようとする姿勢が窺えました。これも子規や漱石など、出身者や関わりのある人を大事にしようとする気持ちの表れではないかと思いました。
夕食を食べた後は道後温泉へ行き、駅前にある足湯に浸かり、からくり時計が動くのを見ることができました。
明日和歌山へ戻ります。
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