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2009年03月08日
源氏物語-雅楽の調べ

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 今日は午後から、市民会館小ホールで行われた和歌山雅楽会の定期演奏会「源氏物語」を鑑賞しました。
 こういう日本の伝統芸能に触れる機会は久しぶりですし、大学受験のとき、受験勉強もせず、古典で出てきた源氏物語に惹かれて、原文を買って読んだ記憶もあり、行かせていただきました。
 雅楽を生で聞くという機会はほとんどないと思います。初詣などのときに神社で耳にしますが、録音したものをスピーカーから流しているのが多いと思います。
 開演前に、いただいたプログラムを拝見しました。曲の説明だけではなく、楽器の説明、ミニ知識なども書かれていて、プログラムだけでも楽しく読むことができました。また開演後も、演者の一人が光源氏に扮してお話されるなど、工夫が凝らされていました。
 鳳笙(ほうしょう)や篳篥(ひちりき)の音色をあんなにも堪能できる機会はめったにないと思います。

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 音だけではなく舞いも披露して下さいました。ひとつは「迦陵頻(かりょうびん)」で、これは4羽の鳥が舞う姿を表しています。もう一つは写真にある「蘇莫者(そまくしゃ)」で、聖徳太子が龍笛を吹いていると山の神がその音色に魅了され、どうしても近くで聞きたいと猿に化けて聖徳太子の前に現れ、笛の音に合わせて踊ったと言う伝説を舞楽にしたそうです。
 そういうことも説明して下さり、とても楽しめた時間でした。

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