全国禁煙推進地方議員連絡会 結成!
今日、横浜で全国禁煙推進地方議員連絡会の結成総会が行なわれ、参加してきました。
今回、神奈川で行なわれたのは、神奈川県議会に全国で初めての公共的施設受動喫煙防止条例案が提出されたことによります。
会場は満席で多少人があふれてしまうような熱気でした。日テレのカメラも入っていました。しかし、マスコミが1社しかいなかったというのは非常に残念です。
世話人である関口正俊神奈川県議会議員から、会の構成などについて説明がありました。
その後、記念講演ということで、産業医科大学研究員の中田ゆりさんから、現在の禁煙を取り巻く状況や健康被害についてお話を伺いました。日本禁煙学会理事長の作田学さんからWHOなど国際会議での報告を翻訳要約してご報告いただきました。
そして何より、松沢成文神奈川県知事が会場に来られて、今回の条例案を提出するに至った経緯や審議中の思いをお話下さいました。
元々松沢知事は熱のあるお話をされますが、今回は困難な道のりだったのか、一層強く話されていたように思います。今回の条例について、政治家として理想を持って10の政策をしたい。しかし、10を追い求めたために0にしてしまっては元も子もない。政治家である以上は何らかの結果を求められるので、10が理想だけれども、まずは5からでも始めていって、6.7.8と上げていけばいいとおっしゃっておられました。
全国で初めて、教育施設の全面禁煙を実施したのは和歌山県だったのですが、今や禁煙先進県から後進県になってしまいました。神奈川で出来るんですから、和歌山で出来ないはずがないと思うのですが、いかがでしょう。
また会員名簿をいただいたのですが、完全に「西低東高」の状態で、関西のメンバーを増やしていかなくてはならないと思います。ちょっと動かないといけませんね。
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