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2009年03月28日
命に関わること2つ

 命に関わることが2つあったので、触れたいと思います。
 まずは、「先生を流産させる会」について。愛知県半田市の市立中学で1月に1年の男子生徒11人が「先生を流産させる会」を結成し、妊娠していた30代の担任教諭の給食に異物を混ぜたり、いすのねじを緩めたりする悪質ないたずらをしていたことが分かりました。
 理科の実験で持ち出したミョウバンや食塩を、先生の給食のミートソースに入れたり、チョークの粉や歯磨き粉、のりをまぜたもので車を汚したりしていたそうです。
 11人のうち6人が会の趣旨や目的を分からずに入ったと言っているそうですが、「流産させる会」と名付けられていて、会の趣旨や目的が分からなかったという言い訳は通用しないのではないでしょうか。ましてや中学1年にもなって「流産」が何か分からないと言い逃れできないと思います。
 命が軽々しく扱われている残念で、非常に恐ろしい事例の一つです。

 もう一つですが、ある市民の方から相談がありました。昨年1年間の年金が36万円余りしかないのに、介護保険料と国民健康保険料で27万円余りも払わなければならないという事例です。
 確かに2年前には年金以外に給与所得があったので、1年遅れの計算で年金しかなくても、誰がどう考えても生活できないような金額しか残りません。12ヶ月で割ったら1ヶ月あたり7680円。テレ朝の黄金伝説より低い金額です。
 前の年の収入がそこそこあったからという事情は理解していただいていましたが、それでも今年これからはどうなるのか、不安を感じてらっしゃいました。貯金の取り崩しで生活してきて、維持するのが困難になってきたので、相談されました。
 そのお話の中で、「こんなんやったら長生きなんかしたくないよ」という言葉が耳に残って仕方ありません。これまで日本を支えてきた人に「これ以上生きたくない」と言わせてしまう今の社会。やっぱりおかしいと思えてなりません。
 平成22年度以降、介護保険料が2%ほど値上がりするようです。年金は減らされるかも分からない状況で、本当にこの日本で国民を生きさせる気があるのかと思いました。

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