1万2千円もらいます!
いよいよ年度末です。役所でも人事異動があり、数人の方が挨拶に来られていました。
今日、私に関係する政治団体の収支報告書を県庁へ提出したのですが、ちょうど市町村課で課を離れる方が挨拶をされているところで、タイミング悪くそこへ入っていくことになってしまいました。
私の所属する会派で、昨年までお世話下さっていた女性事務員さんも今日付けで退職されました。出会いと別れの春です。
今日31日、定額給付金の申請書が全世帯に対して発送されたようです。明日には皆さんのお宅に到着し、市役所へ返送していただいたくか、持参していただき、処理が済み次第、第1回目の振込みが4月28日に行われます。
さて、ここでも何度かお話してきましたが、私は定額給付金の実施に反対をしてきました。その理由はこれまでに述べたとおりですし、昨年12月5日に行った一般質問でも反対の意思とその理由を明らかにしてきました。
和歌山市における定額給付金に係る予算は、08年度補正予算に組み込まれていました。当初は、先の2月定例議会でこの補正予算の中から、定額給付金の部分だけを削った修正案を提出しようと画策していました。もらえるものをもらえなくするのですから、市民から石を投げられることも覚悟したうえで、政治家として議を通そうと腹をくくっていました。
数日後、ある京都市会議員とお話しする機会がありました。その時に今考えてることをお話ししたら、その方は「実施に反対してそれが通っても、給付金のお金は国庫に戻るだけで、市民に対してメリットがない。和歌山市の60億が国庫に戻ってきても、給付金実施のための事務費にもならない。それなら配ってその後で、『やっぱり効果がなかったでしょ』と議会で問えばいい。そのためには、あなたももらって使えばいい。」とアドバイスを下さいました。
やはり議会の先輩、私のように考えが浅はかではありませんでした。〆木先生も同じことをおっしゃっておられました。
ということで、私も1万2千円をいただいて、使うことにします。何に使ったかも、ここでお話していきます。そして半年経って、「やっぱり効果がなかった」ということを証明していきたいと思います。
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