いこら会の総会
今日は、郵便局を退職された方が集まる「いこら会」の総会があり、来賓として呼んで下さり、参加しました。
いこら会の皆さんには、私の選挙前からお世話になり、毎年の総会には必ず声を掛けて下さいます。今年の総会には、岸本代議士も参加され、総選挙当選の報告と、ここ数日の国会でのことをお話しされました。
私は、地方議会を主眼において、これからは国会と地方議会の「ねじれ現象」が見られるようになるとお話ししました。今回の総選挙で衆議院では絶対安定多数を確保し、参議院では多数の第一党になっています。これまでの衆参における勢力差のねじれは解消されました。
しかし、国会は選挙が行なわれ勢力が変わっても、地方議会の勢力は変わっていません。例えば、和歌山県議会は定数46名中29名が自民党です。国会で決まった政策に対して、自民党多数の地方議会が抵抗することは、十二分に考えられます。
ただ単に「篭城」するだけなら、政党間の政争に市民を巻き込んでしまい、そのことは市民にメリットがなく、市民目線の政治ではありません。地方議会にも適当な緊張関係がなければならないと思いますし、是々非々での議論が求められるようになると思います。決して、民主党だから白紙委任と言うことではなく、あくまでも和歌山市の状況を中心に議論していこうと考えています、といったようなお話をさせていただきました。
いこら会には、辻田さんという方がいらして、この会の前の会長をされていました。辻田さんは太公望でしょっちゅう釣りに出かけられていたそうです。しかし、昨年の冬、釣りの最中に亡くなられました。大好きな釣りの最中ということで、辻田さんにとっては本望だったのかも知れませんが、そのお顔が見当たらなくて、とても寂しく感じました。
いこら会の総会でご挨拶をさせていただいた後、退席させていただいて、民主党県連の役員会に出席しました。まもなく県内各地で行なわれる首長・議会議員選挙について協議しました。
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