給食費未納者にはあげない
子ども手当をめぐるお話です。給食費を払わない親がいる。それも経済的な理由じゃなくて、単に払わないだけ。いわゆるジコチュー。
甲府で視察した際に、地元の市長から要望があって、同行記者からの問いに鳩山総理が「うん、検討してみたいなと。」と答えたそうです。
大方の親は子ども手当を子供のために使うでしょう。直接子供の為でなくても、生活を維持するなど、間接的に子供のために使われると思います。しかし一部の親が、ギャンブルや嗜好品、遊びなど子供と関係のないことに使い、給食費まで払わない。
そこで、もっとシンプルに考えてみれば、最初から自治体の教育委員会に対して、子供の数だけの給食費相当分を交付税として落とし、親からは給食費の徴収をなくせばいいのではないかと思うのです。
確かに、子供一人当たり毎月1万3千円や2万6千円をもらえるのは親としてうれしいし、ありがたいと思います。しかし、実際子供を持つ親から、給食費をなくしてくれる方がよっぽどありがたい、という話を多く聞きます。
金額の多少じゃないようなのです。100%子供に使われるという分かりやすさかもしれません。分かりやすいということが一番大事なのかもしれませんね。
お金を配るだけで終わらせない、そういうやり方を考える必要があると思います。
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