2月議会が告示されました
今日も比較的日程いっぱいの一日でした。
10時から、県連ホームページの管理を委託している業者さんと打ち合わせ。簡単なようでなかなかややこしい話なんです。
そして今日は、2月議会の告示の日です。2月議会は2月23日から3月19日までの日程で行われます。今議会では、平成21年度予算の最終補正と22年度の当初予算を審議します。また今回も、いつものように一般質問に立ちます。
13時からは全員協議会が開かれました。左の写真は自席から撮ったものです。22年度予算や新規事業について大まかに説明がありました。
詳しくは新聞各紙の和歌山版に掲載されると思いますが、一般会計予算が21年度比3.6%増の約1347億円となりました。特別会計と水道事業の公営会計を併せた総額は2744億3千万円余りで前年比ほぼ同額となりました。
人口が減ってきているのに、いつまで右肩上がりの予算を続けられるのか。この点は以前からもこの場で指摘してきたことです。前年度を上回る予算は美徳でも何でもありません。身の丈にあった予算にしていかなければ、必ず手が届かなくなります。
22年度予算で心配なことがあと2点。1つ目は市の収入である歳入に占める自分で工面できるお金である自主財源の割合が50.4%となっていること。経済の悪化が原因でもあるでしょうが、国の財布や借金に依存する体質に戻りつつあるのではないかと少し怖いです。
もう一つは、扶助費の増加。前年度比3.7%約61億円の増加です。扶助費の多くは生活保護の原資です。それだけ、生活保護をもらわなければ生活できない人が増えているということが分かります。しかし一方で、若いのに働かず受給したり、不正に受給しているという話も聞きます。適正管理をしなければならないのも事実です。 
14時半からは都市計画審議会に出席しました。これも自席から撮った写真です。
今回は第二阪和国道に関係する案件が2件と、前回継続審議となっていた和歌山港西防波堤の臨港地区指定についての計3件が審議されました。
審議の中でおかしな話がありました。それは第二阪和国道につながる市道中平井線の路線についてです。山裾に沿って道路を引くことにしたので、カーブがきつめに設計されています。計画段階で国土交通省や県警本部と調整して、制限速度50キロと決めて線引きがされているのですが、それに対して市議会から出ているある委員がこう言ったのです。
「利用者の安全を考えたら、50キロ以上のスピードでも安全に曲がれるカーブなんですか?50キロ以上でも安全なカーブにしておかないと事故が起こるでしょうが!」
いやいや先生、それは違います。50キロで走りなさいと決めてあるんですから、50キロでないとあかんのです。違反すること前提に考えてはいけないでしょ。スピード違反で事故起こすのは自己責任です。
委員の中には県警本部交通部の方もいらっしゃったのに、なんで「それはおかしい」って言ってくれないんですかね。それが水戸黄門の印籠なのに。
そんな話もありながら、全議案が可決されました。
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