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2010年02月18日
青年会議所の例会がありました

 今日の午前中は陳情要望の処理をしていました。
 午後からはフードアナリストのお仕事です。段々と回数が増えてきました。8月に行うイベントの成功も然ることながら、その前のシステム作りなど、しなくてはいけないことがたくさんです。
 夜にはJC青年会議所の2月度例会がありました。私は今年、例会を運営する例会委員会に所属しています。今年度最初の例会を行いました。
 今回の講師は株式会社サクセス京都代表取締役の岩田博志さんです。「心構えがすべてだ!」という演題でお話して下さいました。
 先日リコールを発表したトヨタや、経営不振にあえいでいた企業トップの言葉を使いながら、心構えや考え方の違いで、仕事のやり方や業績が大きく変わるということを、すごいパワーで教えて下さいました。
 「知ってる・やってる・できてる・分かってると言いながら、知らない・やってない・できてない・分かってない」という岩田講師の言葉が鮮烈でした。
 正直、私があれこれここで書くより、ぜひ一度岩田講師のお話を直に聴いていただけたらと思います。
 最後に、岩田講師からいただいた「ホットドッグを売る男」をご紹介します。


ホットドッグを売る男


 数年前のこと、ある賑やかな通りに住んで、ホットドッグを売って生計を立てている男がいました。彼は難聴だったので、ラジオはありませんでしたし、目も大変悪かったので、新聞や雑誌も読みませんでした。しかし、そんなハンディキャップにもかかわらず、彼のホットドッグはよく売れました。店の看板は、そのホットドッグが、いかに美味しいかをうたっており、その男自身も、街行く人達に、
「旦那、ホットドッグはいかがで?」
 と声をかけました。たくさんの人達が、彼の店に立ち寄ってホットドッグを買って行きました。そのため、毎月毎月、仕入れのパンやソーセージの注文を増やさなければなりませんでした。売上に対応するため、オーブンも大きなものに変えました。

 やがて夏が来て、大学に行っていた息子が夏休みで戻ってきて、店の手伝いをしました。優れた教育を受け、社会の出来事に関心を持っていた息子は父親に言いました。
「父さん、知らなかったのかい。今は、ひどい経済恐慌の真っ只中にあるんだよ」
 そして、息子は、今がどんなに不景気で、ひどい状況かを話して聞かせました。父親は考えました。
「息子は教育もあり、色々なことを知っている。新聞を読み、ラジオも聞いているから、正しいことをよく知っているはずだ。国中で景気が悪いのであれば、ここでも景気が悪いに違いない」
 そこで、男はパンとソーセージの注文を減らしました。看板も下ろしてしまいました。通りに立って声をかけるのもやめました。ほとんど一晩で売上はガタ落ちとなり、とうとう店をたたんでしまいました。男は息子に言いました。
 「お前の言う通りだ。今は大恐慌の真っ只中だと言うのがよく分かったよ」

 この話は、人の気持ちや心構えというものが、いかに日常生活やビジネスに大きな影響を与えているかを示唆しています。1930年代の、あの大恐慌の時代においても、巨万の富を築いた人達が沢山いるのです。またその反対に、繁栄の時代にあっても、事業に失敗したり、その繁栄の波に乗れない人達が沢山いるのも事実なのです。

人生は、あなたが考えた通りに良くもなり、悪くもなるのです。

 3月の青年会議所例会は3月18日(木)19時から、和歌山ビッグ愛大ホールにて、北九州で大躍進するヘアサロンを経営する(有)バグジー代表取締役の久保華図八(くぼ かずや)氏に「利より信~人が幸せになる経営とは~」と題してお話いただきます。事前申し込み不要、入場無料です。奮ってご参加下さい。

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