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2010年02月25日
待つ理由

 いよいよ本格的な花粉の飛散が始まったようです。ここ数日とても暖かかったので、一気にきました。東京や大阪でも花粉が観測されたようです。
 私はいつもウェザーニュース社の花粉情報をチェックしています。市内に2箇所、一般の家庭とテレビ和歌山に観測装置が置かれていて、毎時ごとに観測データが提供されます。ぜひ参考になさってください。
 今年は例年に比べれば、飛散量が少ないと言われています。しかし、飛ぶことは飛ぶので、人によって多い少ないは関係ないようです。反応がある人は、もうかなり来てるそうです。
 私は昨年から毎日北山村のじゃばら果汁を飲んでいるのですが、今年はぐっと症状が楽になった気がします。鼻水やくしゃみの回数も激減しました。今から飲んでも、薬じゃないので効果はないでしょうが、来年に向けて対策されるなら、今から飲み始めてもいいと思います。
 今日の市議会は、各委員会に分かれて、所管の議案を審査しました。すんなり終わる予定だったのですが、経済文教委員会に付託された議案の中に友ヶ島の整備に関する予算があり、それが不適切ではないかという指摘があって、それを調査するのに時間がかかり、その影響で私の所属する総務委員会も大幅に遅れました。
 それはなぜかというと、総務委員会は財政局を所管していて、市の収入の全てを担当しています。例えば、もし友ヶ島の整備に関する予算が不適切であった場合、支出から消さなくてはなりません。しかし、そのために用意した収入は総務委員会の議案の中にあります。先に総務委員会が議案を採決して、収入の全てを良しとしたのに、経済文教委員会で支出がダメとなったら、矛盾が生じて、総務委員会が決めたことは何だったんだ、ということになります。
 ですから総務委員会は、総務委員会以外の委員会の議案採決が終わるまで待って、自分ところの議案採決に入ります。今回のように他の委員会が遅れたり止まったりすると、自動的に決着がつくまで待つことになります。
 ムダなように見えるかもしれませんが、とても合理的なやり方です。議会は矛盾を認めてはいけないので、こういうやり方をします。
 議会のこういう部分も、ぜひ知ってください。

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