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2010年03月20日
カラオケで元気

 お昼過ぎに、老人会でやっているカラオケ教室へお邪魔しました。
 30名近くの方が練習にいらしてました。次から次へと選曲して、機械に入れていきます。
 実は、カラオケはたくさんの元気になる要素が含まれているそうです。まずは、仲間ができるので、寂しくならない。子供が独立し、連れ合いに先立たれ、一人暮らしの高齢者が増えています。カラオケへ行くことで、誰かと話すことができます。安否確認にもなります。
 次に、身体の機能を維持できる。家でじっとしてるのではなく、カラオケの会場へ出掛ける。会場ではモニターのところへ行くなどの動作が発生します。身体を動かして、筋肉を動かすことは大事です。
 そして、脳を使います。音程やリズムを合わせたり、歌詞を覚えたりします。外部からの刺激に反応することが大事だそうです。時には、他の人よりうまく歌いたいと思うこともあります。そんな感情が人間としての機能を維持する原動力になるそうです。
 人間、頭も身体も使わなければ、段々退化していきます。これを医学用語で「廃用性委縮」と言うそうです。「廃用性委縮」で一番有名なのが認知症です。脳を使わないことで起きる「廃用性委縮」は認知症で、認知症の約90%がアルツハイマー型認知症です。つまり、脳を使えば9割の認知症は防げるわけです。
 気軽にもっと楽しくカラオケができるようになれば、高齢者の健康維持に役立ちますね。
 私も挨拶をさせていただいた後、一曲歌わせていただきました。

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