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2010年04月21日
議員定数問題特別委員会

 今日、議会では議員定数問題特別委員会が開かれました。私は委員会の委員ではありませんが、傍聴して議論を見続けていこうと思います。
 10時開会の予定でしたが、打ち合わせが長引いて、10時43分に始まりました。どういう話で打ち合わせが長引いたのかは、委員しか知りえないので、私には分かりません。
 まず初めに議会事務局から、他の中核市の現状について報告がありました。その資料はデータベースにおいてあります。続いて委員から、和歌山市の人口異動の状況や他の議会における委員会の数や定員などを調べるよう要望がありました。
 その後、委員長から自由に意見を、ということで各委員が意見を述べました。その中で出されたのは「議員定数削減がマスコミに載って市民受けしているが、本質が議論されていない」「財政悪化から経費削減の流れだけになっている」「定数が減って財政が良くなったという話は聞かない」「市長と議会の二元代表制として、その役割を果たしているかが問われている」「市議会として自主的にやっている部分もあるので、まずそれを知ってもらうべき」などの意見が出されました。
 また、和歌山市議会は現在の定員40人で4つの常任委員会があります。1つの委員会に10人の定員になっていますが、その点で少数意見も取り入れられていることも大切で、今がいい状態に保たれているとの意見もありました。
 昨年、和歌山市自治会連絡協議会(自連協)が議員定数と報酬の削減を要望したとここで書きました。要望の後、ある議員がある連合自治会長に尋ねられたそうです。「会長は市民何人に対して1人の議員がいればいいと考えてらっしゃいますか?」
 するとその会長さんは「1万人に1人位かな」と答えられたそうです。それを受けて「じゃあ東京なら1000人、5万人の街なら5人の議員でいいんですね」と返すと、その会長さんは黙ってしまわれた、という話をされました。
 私も以前のブログで、漠然と「1万人に1人」と書きました。確かに確固たる根拠はありませんが、議員活動している実感として任期中に1万人の声は聞けるだろうという経験から出させていただきました。
 これに対して1通だけ私宛にご批判のメールが届いていましたが、私が書いたことを理解していただいた上でのご批判ではなく、世の中一般にある議員定数を巡る指摘だけでしたので、とても残念に思いました。
 委員長からは、12月定例議会までに月1回のペースで委員会を開き、意見集約したいとの発言がありました。
 議員定数に関わることを議論する委員会でしたが、議会改革を求める声も出ました。全国での流れからはかなり遅ればせながらですが、今回のことが議会改革の契機になればとも思います。
 財政悪化から経費削減のためだけの議員定数削減ではなく、和歌山市にどれだけの市議会議員が必要なのか、皆さんのご意見を伺いたいと思っていますので、メールや手紙でお寄せ下さい。
 またtwitterでも議論ができます。ツィートの最後に「 #議員定数_」とハッシュタグを入れていただければ、一連の議論がまとまります。よろしくお願いします。

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