紀ノ川合同水防演習
9時からせせらぎ公園で紀ノ川合同水防演習が行われました。
夏が近づいてくると、梅雨や台風によって大雨が降ることがあります。また最近は気象の変化により、局地的な集中豪雨に見舞われることも多くなりました。和歌山市でも昨年の7月と11月11日に集中豪雨があり、大変な被害を受けました。今日はそういう事態を想定しての訓練です。
想定は、台風により大雨が降り、紀ノ川の水が堤防を越えたというものです。現地の確認から出動、土のうを積んだりしての堤防の補強実施を行いました。しかし、水があふれ、市内が浸水したため、被災者を救出するというところまで行われました。
写真は和歌山市消防団の皆さんが改良積土のう工という作業をされているところです。堤防のかさを上げるために行われる工法です。
演習がほぼ終わったので、国土交通省が設置した体験コーナーに行きました。ここでは水中を歩く体験や、浸水時にドアがどれだけ開きにくいかを体験できました。
写真は浸水時のドアがどれだけ開きにくいかを体験しているところです。小学生の子供と一緒にやったのですが、子供だと25センチの高さなら何とかドアを開けられますが、30センチになるとびくともしませんでした。
私は30センチだと開けられましたが、40センチだとびくともしませんでした。40センチの高さは膝下になります。それぐらいの高さなら、と思ったのですが、侮ってはいけません。体験すればこそ、分かることもあります。水の高さが膝下になるまでに脱出して下さい。
和歌山市のホームページには洪水のハザードマップが置かれています。ぜひそのページも、この機会にご覧になって下さい。
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