質問と代表選挙 後記
昨日の市議会で、一般質問に立たせていただきました。
今回は、4年前の市長選挙の際に示されたマニフェストの検証を行いました。また、今年の市長選挙の際に示された公約へ、4年前のマニフェストの反省がどう活かされたのかについて質問しました。本来なら、市長選挙前に検証をしておかなければならなかったのですが、六日の菖蒲十日の菊と思いながらも、しておかなければならないと思い、質問させていただきました。
昨今の首長選挙では、マニフェストを提示するのが一般的になっており、マニフェストには数値目標・達成期限・財源・具体的な手法を工程表とともに明示するのがスタンダードになっています。
4年前のマニフェストは数値目標や達成期限、具体的な手法を明記していましたが、財源や工程表は示されていませんでした。
市長からは、細かすぎて市民受けが悪かったので、今回の選挙ではマニフェスト方式をやめ、市民が理解しやすいように『3つの「磨き」と9つの「充実」』というグループで政策をまとめた、との答弁がありました。
しかし、世の中の流れに逆行するような、市長の政策提示は良くないと思います。確かに細かい政策は見てもらえないかもしれませんが、ならば二段方式にして概略版と詳細版という形で提示するべきだったと思います。その提案もしましたが、市長には受け入れてもらえませんでした。
そうなると、やっぱり六日の菖蒲やなぁと、自分の不明を恥じるしかありません。
ほぼ時を同じくして、東京では民主党臨時党大会が開かれ、代表選挙の投開票が行われました。結果は皆さんご存知の通りです。
マスコミ報道では、岸本代議士は小沢候補を支持、阪口・玉置両代議士は菅総理を支持されたそうです。和歌山県における党員・サポーターの得票数は(選挙区/小沢候補/菅候補)1区/324/533、2区/353/435、3区/191/289 という結果でした。
今回の代表選挙で印象的だったのが、勝った菅総理が渋い顔で、負けた小沢さんが笑顔だったという点です。あまりにも大差だったので、晴れ晴れとしたのではないでしょうか。
菅総理も「ノーサイド」とおっしゃっておられました。早急に立て直しを図り、国難に立ち向かっていかなくてはならないと思います。
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