敬老の日に思う
3連休の最終日、敬老の日です。
杭ノ瀬の敬老会へ呼んでいただき、ご挨拶させていただきました。皆さん喜んで下さり、いっぱい手を振ってくれました。こちらがお祝いを言いに行ってるのに、逆に励まされた感じで、恐縮です。
でも、お年寄りを取り巻く環境はとても「敬老」とは言えず、どちらかといえば「軽老」になってしまってるように思います。
昨日も奈良で、夫が妻の遺体を3ヶ月間自宅マンションのベランダに放置したとして逮捕されています。逮捕された夫は「市役所に届ける手続きが面倒だった」と話しているそうです。
夫婦の話なので、生前に何かあったのかなぁと想像したりもするのですが、それにしても亡くなってそのまま放置というのは、あまりにも悲しすぎます。
昔はお年寄りの数が少なかった、長生きできる人が珍しかったという社会環境があったのでしょうが、科学技術の進歩で多くの人が長生きできるようになり、お年寄りの数も増え珍しくなくなった分、扱いもぞんざいになってしまったのでしょうか。ここまで豊かになってしまったことの功罪相半ばすることなのかもしれません。
ただ、年齢がどうあれ、安心して生活できる社会を創り出していくことが求められていることは重々承知しています。そのための仕事は、これからも引き続き行っていきます。
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