盛大な消防出初式
今朝は和歌山城砂の丸広場で、消防出初式が行われ、出席しました。
市長の式辞をはじめ、来賓の皆さんから挨拶があり、続いて鷺森幼稚園幼年消防クラブの年長児さんが和太鼓演奏を披露してくれました。
子供達は「ワーッ」と声を上げて太鼓や竹の前に立ち、先生の太鼓に合わせて叩き、次はぶんだら節21に合わせて、踊りながら演奏をしてくれました。
かわいい子供達の姿に、会場からは満場の拍手が送られました。
その後は、和歌山市消防局のエースである高度救助隊(いわゆるレスキュー隊)による救助訓練が披露されました。
3人が取り残されたお堀へ、仮設塔からロープを渡して、隊員がお堀へ渡ります。要救助者を仮設塔へ助け出し、地上へ搬送。仮設塔から隊員が脱出して訓練が終了です。
隊長さんが隊員の動きに説明を付けてくれました。こうやって書くのは簡単ですが、実際は腕の力だけでロープを手繰って仮設塔へ侵入したり、お堀へ渡ってみたり、体力勝負です。
よく消防庁舎でも訓練されていますし、年末から実際の仮設塔で訓練されている姿を何回もお見かけしました。日頃の訓練の成果を市民に皆さんに見ていただけて良かったですし、市民の側からしても、こういう方々が我が街にいて守られているという安心感を改めて持っていただけたのではないかと思います。
砂の丸広場での式典が終わり、今度は堀端へ移動です。消防局と消防団による放水訓練が披露されました。
今年は会場のテントではなく、放水の指示を出す指揮官の後ろで見させていただきました。
色々な放水の指示を無線で伝え、最後に「始め」と言うと、その指示通りに放水が切り替わります。普通に見ている分には「放水の手法が変わった」としか目に映らないのですが、指示を聞いていると、人の動きまで手にとるように分かります。ひょっとしたら、無線の指示を観覧の皆さんにも聞こえるようにした方が良いかもしれませんね。
ともあれ、風はないのにだいぶ冷え込みましたので、水を扱うのはかなり大変だったと思います。お疲れ様でした。
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