楽しく学びながら防災の備え
今日は松下体育館で、和歌山市青年団体協議会(市青協)主催の第1回防災運動会が行われ、青年会議所の一員として参加しました。
和歌山は東南海・南海地震にいつ襲われてもおかしくない状況は、皆さんもご存知の通りです。そんな中で、いざというときに役立つノウハウを楽しく学ぼうというのが、今回の防災運動会を行う目的の一つです。
ボーイスカウトやガールスカウトの子供達と一緒に、三角巾で包帯を作ったり、腕の骨折を想定して三角巾で腕を吊ったり、毛布と丸太で担架を作る講習を受けました。私は応急手当普及員の資格を持っているので慣れたものですが、それでもしばらく使わないとうる覚えになります。良い思い出しの機会になりました。
お昼ご飯は非常食の試食でした。お湯を入れて15分で出来上がる五目おこわをいただきました。正直お腹がいっぱいになるだけの量はありませんでした。しかし、実際の災害のときにお腹いっぱい食べられるかといえば、その可能性の方が低いでしょう。そういう意味では、少し物足らない方がいいのだろうと思いました。
その後は、子供大人それぞれ4チームずつに分かれて、担架を作り、三角巾で包帯を作って頭に巻いたり、腕を吊る課題をこなして、スタートからゴールまでの時間を競うタイムトライアルをしました。
私が入ったチームは一時トップになりましたが、最後のチームが2秒上回り、あえなく2位となってしまいました。
こうやって子供と大人が入り混じって、一緒に学び、防災への備えを身につけることは非常に大切だと思います。小学校など、色々なところで同じように行われればいいなと思いました。
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