絶対に拡大させない
昨日の日記に書きましたが、紀の川市の養鶏場でで発生した鳥インフルエンザの対応のため、松木農林水産大臣政務官が視察に来られました。
3人の県選出国会議員が急遽和歌山に戻ってきて参加したほか、瀧洋一橋本市議と私が民主党県連を代表して同行しました。
紀の川市役所で市長や担当者とお会いして状況をお伺いし、引き続き対策活動のベースキャンプになっている貴志川体育館へ向かいました。体育館の駐車場には県職員を運ぶための観光バスや自衛隊の車両、マスコミの中継車などでごった返していました。 
体育館では医師による作業前後の健康診断が行われていました。ちょうど信太山から自衛隊の皆さんが到着したところで、順番に検診を受けてらっしゃいました。
我々は紀の川市が用意した地図を見ながら、消毒ポイントの設置場所などを確認しました。松木政務官は、今までいくつものこういう事例を見てこられていて、手薄になりやすいポイントを熟知されているので、その点を重点に確認されました。
視察終了後、自衛隊の中隊長さんに、どれぐらいの方が応援に入っていただいているのかとお尋ねしたら、早朝から1個中隊が活動していて、これから1個中隊が入るので、2個中隊約200名です。とお答えいただきました。たくさんの自衛隊員さんが県職員さんと一緒にしんどい仕事をして下さいます。本当にありがたく、頭が下がる思いです。
視察終了後は市役所へ。一期目最後の議会が告示されました。クラブ総会が行われて、会期や一般質問、議案などについて話し合いました。
13時から全員協議会が開かれて、来年度予算の対する当局からの説明がありました。来年度から行う新規事業の説明が主な内容です。担当部局別に約1時間の説明でした。
14時半からは都市計画審議会が行われ、出席しました。今回は県から、都市計画道路の幅員を、一部拡張したり、縮小したりする変更についてが議題となりました。
夜には、菅総理が推し進めているTPP(環太平洋経済連携協定)が、いかに日本をダメにするかについて、京都大学公共政策大学院の岡田知弘教授からお話を伺いました。
詳しい中身は私自身もまだ消化できていないので改めてにしますが、ただたんに農業がダメになるとか、ピンポイントの話ではなく、地域経済自体がズタズタにされるといった、もっと広い視野からのお話で非常に勉強になりました。TPPについて、まだまだ知らないことも多いので、引き続き勉強したいと思います。
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