都市計画審議会
今日は新しい任期になって初めての、都市計画審議会に出席しました。1期目の4年間も委員をさせていただいて、引き続きの登板です。
都市計画審議会は、都市計画法という法律に基づいて、設置することになっています。都市計画審議会は市長からの委嘱で、和歌山市をどういう街にしていくか、その基本となる区割りや計画について、市当局からの提案を審議します。
審議会には市議会議員以外に学者や法律家、国土交通省の所長や交通警察の担当者、そして公募で選ばれた一般市民が委員としています。
今日の審議会では、区割りの調整や面積の修正についての案が諮問され、また新しい「都市計画マスタープラン」についての説明が行われました。
和歌山市は友ヶ島など離島も含めて、全域が都市計画区域になっています。都市計画区域は2つに区分けされています。一つは「市街化区域」といって、都市化を積極的に進める区域。もう一つは「市街化調整区域」といって、都市化するのを抑えようという区域です。
これまでは、地図上でそれぞれの面積を計測していたのですが、今回電子化された地図を利用して、デジタルで計測したところ、誤差が判明したため、まずそれを修正することになりました。結果、市街化区域から市街化調整区域に移った面積が108.3ヘクタールになりました。
あと、エリアの線引きの修正や、大規模集客施設制限地区の設定と解除、準防火地域の設定について意見聴取がありました。
続いて、平成16年に策定された都市計画マスタープランが渡され、来月の審議会までに中身を見て、意見を述べるという宿題も出されました。
「都市計画マスタープラン」は、平成4年に都市計画法が改正され、市町村ごとに「市町村の都市計画に関する基本的な方針」(都市計画マスタープラン)を作ることが定められ、和歌山市では平成11年に策定され始めました。
新しいマスタープランの原案を読み込んで、来月の審議会で質疑したいと思っています。
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