欝陵島に行ってきました。
去る8月1日、自民党国会議員3名が竹島(韓国名:独島)に近い欝陵島の視察をしようとしましたが、韓国政府に入国を拒否されました。
正直今回の件があるまで、欝陵島という島があることや、欝陵島が竹島の入口になっていることも知りませんでした。奪われかけている自国の領土がどういう位置関係にあり、韓国とどう接しているのか、無知であったことと、自らの領土問題への意識の薄さを改めて認識し、反省したところです。
その反省の上で、欝陵島とはどんなところか、今島内はどんな感じなのかを知りたくなりました。ならば自分の目で見よう、と思い立って、国会議員3人が入国拒否されたちょうど2週間後の15日、韓国へと向かいました。
2001年9月11日アメリカ同時多発テロ後の02年1月にニューヨークへ、同じ02年9月にはアルカイーダに対する対テロ戦争が終わったばかりのアフガニスタンへ行きました。しばらく大きな物事の現場へ向かうことから遠のいていたのですが、久しぶりに沸々と沸き立つものが自分の中にあり、欝陵島へ行くことにしました。
まず、そもそもどうやって行けるのかを調べるところから始まりました。途中で、島へ渡る船を運航する会社が、日本人の乗船を拒否したとの情報も得ました。またお盆休み中のハイシーズンであるため、飛行機のチケットすら取りにくい状況でした。
韓国内の都市間を移動するため、高速バスの時刻や乗り場を調べたりすることも大変でした。韓国へ入国しても、島に渡れない可能性もあり、こうなれば実際どこまでいけるか試してみよう、という気持ちで乗り込みました。
日程は次の通りです。
8月15日(月) 1日目
関空→(航空機)→ソウル仁川空港→(空港鉄道)→ソウル→(高速バス)→江原道東海市(泊)
16日(火) 2日目
東海市墨湖港→(船)→欝陵島道洞港
17日(水) 3日目
欝陵島道洞港→(船)→慶尚北道浦項市浦項港→(車)→慶州市→(韓国新幹線)→釜山(泊)
18日(木) 4日目
釜山空港→(航空機)→関空
今回のこのルートは、飛行機の座席を確保してから組んだので、決して効率がいいものではありません。ハイシーズンの一番混み合う時期なので、帰ってくることを優先しました。使ったのは当然、アシアナ航空です。
続いて、島の様子や独島博物館の様子などを別枠で記していこうと思います。なお、ハングルの翻訳に時間がかかるので、若干のタイムラグが生じると思います。
また原則「竹島」と表しますが、「独島博物館」のように固有名詞となっているものについてはそのままで表示しますので、ご了解下さい。
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