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2011年08月18日
独島博物館

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 さて、ここでは独島博物館について、お話していきたいと思います。
 その前に、独島博物館に展示されている、韓国側が、竹島は韓国の領土であるという証拠だと主張する多くの地図や書籍などの信憑性や歴史的検証については、ここでは行いません。私のような素人が根拠を示しながら理論立てて、韓国側の主張を論破することはできません。この点については、ご了承いただきたいと思います。
 この点について詳しく書かれているのが、島根県のWeb竹島問題研究所のサイトです。特に韓国側が有力な証拠資料だとする地図などを重点に検証しています。ぜひそちらをご覧下さい。

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 独島博物館は港から近くの山の上にある薬水公園の中に位置しています。
 私が博物館に入ったのは16日の14時過ぎでした。受付には女性一人だけ、館内には韓国人観光客が10人程度いました。示されている順路に従って、第1展示室から見ていきました。
 まず最初に、竹島の立体模型が置かれていました。先にソウル市庁駅で見たものより、はるかに大きな模型でした。そして、その展示室ではたくさんの種類の地図が並んでいました。

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 その多くは日本で描かれたものであり、朝鮮全図の中に竹島が描かれたものや、国別で色分けしたもので朝鮮と竹島が同じ色で塗り分けられている地図などでした。
 つまり、日本で描かれた地図で、朝鮮の地図に竹島が入っていたり、同じ色で塗り分けられているのは、日本人が竹島を朝鮮のものだと認識していた、という論法に持っていきたいようです。

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 第2展示室では、日本がいかに不当に竹島の領有権を主張しているかということを、韓国や島根県の公文書を証拠として、展示していました。
 第3展示室では、韓国国民が日本の不当な占拠といかに戦ってきたか、その武勇伝を展示していました。

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 1階のロビーに戻ると、液晶テレビが壁に掛けられていて、そこでは韓国のテレビ局であるKBSが竹島のライブ映像を流していました。この映像はKBSの特別ページで見ることができます。
 同じロビーには絵や写真、韓国で発行された竹島切手なども展示されていました。その中には、韓国が竹島に建てた灯台と国旗の写真もありました。これが竹島の現状を把握するのに一番端的なものだと思い、その写真を撮ってきました。
 かなり徹底的にやっていることが分かっていただけたと思います。

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 そしてもう一つ。実は、実際独島博物館へ行ってみて、非常に怖いと思ったことがあるのです。それは、左の写真の石碑です。ご覧になっていただいて分かるように、「對馬島本是我國之地」と書かれています。対馬は韓国のものだと言っているのです。石碑の土台には地図と文字が彫られています。同じ地図の説明が博物館の案内書にあるので、それを記します。


「朝鮮國地理圖所在の八道總圖」(1592年)
壬辰倭亂当時、豊臣秀吉の命令で九鬼喜隆などが製作した地図で、八道總圖と江原道別圖に于山島(独島)と欝陵島が描かれている。これは現在発見された日本の地図の中で最初に欝陵島と独島を韓国の領土に描いたものである。

 日本が作らせた地図の中に欝陵島と独島が韓国の領土として描かれている。その地図に対馬島も描かれているから、対馬も韓国のものだ!という論理のようです。
 ここから考えられるのは、
①最近、対馬の土地が韓国資本によって買われていることから、本気で対馬も取りに来る。
②対馬の土地を買い、実効支配して領有権を主張するが、対馬の土地を返還する代わりに、対馬の土地に見合う金銭と、竹島に対する領有権の放棄を求める。
ではないかと考えたのです。考えすぎならいいのですが、絶対ないとは言い切れないのです。この石碑は、いつ設置されたか分かりませんが、非常にきれいなもので、最近設置されたものではないかと思われます。
 そう考えると、一層怖くなりました。私の勝手な思い過ごしならいいのですが。

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