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2011年07月28日
国交省へ

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 今日は、13日に県と国土交通省近畿地方整備局・和歌山河川国道事務所に陳情した、紀ノ川大堰の整備について、本省へ役員改選の挨拶と状況の説明に行きました。
 国交省のロビーは、あちこちの自治体から来た団体であふれていました。写真のように、節電のためロビーの電気は消されていて、少し異様な感じでした。
 岸本周平代議士にも同行していただき、現在の状況をお話させていただきました。正直、東日本大震災の復興に膨大な費用が必要なため、100%思い通りには行かないでしょうが、しかしこちらも洪水など、人の命に関わる話なので、そのままにして置かれても困ります。適切な対応をお願いするばかりです。

 
2011年07月27日
都市計画審議会

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 今日は新しい任期になって初めての、都市計画審議会に出席しました。1期目の4年間も委員をさせていただいて、引き続きの登板です。
 都市計画審議会は、都市計画法という法律に基づいて、設置することになっています。都市計画審議会は市長からの委嘱で、和歌山市をどういう街にしていくか、その基本となる区割りや計画について、市当局からの提案を審議します。
 審議会には市議会議員以外に学者や法律家、国土交通省の所長や交通警察の担当者、そして公募で選ばれた一般市民が委員としています。
 今日の審議会では、区割りの調整や面積の修正についての案が諮問され、また新しい「都市計画マスタープラン」についての説明が行われました。
 和歌山市は友ヶ島など離島も含めて、全域が都市計画区域になっています。都市計画区域は2つに区分けされています。一つは「市街化区域」といって、都市化を積極的に進める区域。もう一つは「市街化調整区域」といって、都市化するのを抑えようという区域です。
 これまでは、地図上でそれぞれの面積を計測していたのですが、今回電子化された地図を利用して、デジタルで計測したところ、誤差が判明したため、まずそれを修正することになりました。結果、市街化区域から市街化調整区域に移った面積が108.3ヘクタールになりました。
 あと、エリアの線引きの修正や、大規模集客施設制限地区の設定と解除、準防火地域の設定について意見聴取がありました。
 続いて、平成16年に策定された都市計画マスタープランが渡され、来月の審議会までに中身を見て、意見を述べるという宿題も出されました。
 「都市計画マスタープラン」は、平成4年に都市計画法が改正され、市町村ごとに「市町村の都市計画に関する基本的な方針」(都市計画マスタープラン)を作ることが定められ、和歌山市では平成11年に策定され始めました。
 新しいマスタープランの原案を読み込んで、来月の審議会で質疑したいと思っています。

 
2011年07月13日
紀の川大堰に関する議員連盟

 和歌山市議会の中にはいくつかの議員連盟があります。今日は「紀の川大堰に関する和歌山市議会議員連盟」の要望活動で、県の県土整備部と国土交通省近畿地方整備局へ伺いました。
 まず「議員連盟」とは何か?ということですが、特定の目的や事業を達成するために党派会派を超えて協力し、必要な活動を行う議会内の組織です。今回の「紀の川大堰議連」の場合、国土交通省が紀の川大堰を建設するにあたって、毎秒12,000トンの水を安全に流下させるようにするとともに、新六ヶ井堰の完全撤去を求めるなどのために結成されました。
 国交省の見解としては、平成22年度において紀の川大堰建設事業は完了したとのことですが、和歌山市や議員連盟としては、建設時に付した条件を完全にクリアしていないため、今後も議連を維持し、活動を続けていくことになりました。
 県に対しては紀の川大堰事業の推進に協力を求め、また国土交通省近畿地方整備局に対しては、当初の約束を果たしてくれるようにお願いするとともに、早期に見通しを示してくれるように陳情しました。

 夜には、東京から同期の友人が海南での仕事の後に寄ってくれて、数年ぶりに会いました。

 
2011年07月12日
少しでも、肩代わりできれば

 昨日、6月定例議会が閉会したとの記事が各紙に掲載されていました。毎日新聞とわかやま新報以外は小さい記事でした。市議会で「菅内閣の即時退陣を求める意見書」が採択されたことは、当初考えていた通り、そんなにたいした話ではないということなのでしょう。
 埼玉県議会や東京の調布市議会も同じような意見書を採択しているようですが、広がりが見えないところからも、地方議会がどうこういう話ではないと思います。

 議会が終わったからといって、一段落という感じにはなりません。今日も色々な用事が舞い込んできます。放置自転車の撤去の依頼。要介護4の方のお世話が自宅でできなくなってきた。老老介護でどうにもならないので特養に入れないか、など。
 それぞれの方がそれぞれに問題を抱えています。その負担を少しでも肩代わりできるように、取り組んでいきます。

 
2011年07月11日
6月定例会最終日

 新しい任期が始まって、最初の本格的な議会が終わりました。
 所属が二人とはいえ、会派の一つの幹事長を務めさせていただき、色々と考え、悩みながらの6月議会でした。
 今日最終日に、議長会派から「菅内閣の即時退陣を求める意見書案」が提出されました。


菅内閣の即時退陣を求める意見書案

 東日本大震災以降、未曾有の国難とも言うべき事態の中で、菅内閣の震災後の対応のおくれ、場当たり的な判断や命令はさらなる混乱を招き、復興に大きな支障を来しているばかりか、国政に対する国内外からの信頼をも失墜させていることは衆目の一致するところである。
 そもそも菅内聞からは、地震・津波で被災し、原発事故によって家族や住まい、仕事をも失った人々の痛みへの真筆な思いが全く感じられず、加えて、電源不安に対する国の姿勢により国民の政治不信は極みに達している。特に、大規模な復旧に必要となる財源の確保や、被災地を初めとする地域の復興への議論は遅々として進んでおらず、さらに産業経済への甚大な打撃となっている政府の混乱が全国の地方自治体へはかり知れない影響を及ぼしていることを考えるとき、もはや政権を担う内閣としての資格や能力が著しく欠けていると言わざるを得ない。
 このような菅内閣のもとでは、原発事故の収束も、震災・津波被害からの早期復旧・復興も経済の立て直しも到底不可能であり、「我が国国民の生命と財産を守る」という政治の絶対的使命を果たす新たな内閣を早期に誕生させなければならない。
 よって、和歌山市議会は菅内閣に対し、一刻も早く退陣するよう強く求めるものである。

 結果は、民主クラブと共産党市議団以外の賛成多数で可決となりました。
 閣内での言動が不一致だったり、次から次へと色々出してきて、国民に不安と不信を与えているということについては否定しません。そんな内閣、そんな総理であってほしくないという思いは、同じです。
 しかし、菅総理を辞めさせるかどうかというような政局を、和歌山市議会で論じる必要があるのかどうか、わざわざ和歌山市議会がそこに首を突っ込んでいく意味があるのかどうか、私は非常に疑問に感じます。
 実際、ある市民の方から「へぇ~、それで菅総理を辞めさせられるんかい?でけへんやろ!そんなもんのために議員に選んでるんちゃうで!」と厳しいご意見を頂きました。
 共産党市議団は、総理の退陣を求めて先行き不安を広げるより、まず復旧復興と原発事故の収束、そして原子力ゼロを目指すすべきである旨の反対討論をされました。私達民主クラブにも反対討論に立つ権利はありましたが、先程も申し上げたとおり、そもそも和歌山市議会で論ずる議題ではないと考え、反対討論は行いませんでした。
 あと、今議会では議会制度についての議論がほとんどできませんでした。選挙直後は「特別委員会を設置して・・・」という話もありましたが、立ち消えです。市民が議論の過程を手に取るように知ることができる「見える化」の進んだ議会に一歩踏み出せなかった、その議論すらされなかったことについては、一議員として市民に皆様に対し、慙愧に堪えない思いでいっぱいです。

 
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