今回の豪雨被害について
すでにテレビや新聞でご覧になっていらっしゃるかと思いますが、昨日21日夜から22日早朝にかけて、台風5号が崩れた温帯低気圧と梅雨前線が一緒になり、九州から西日本にかけてかなりの雨をもたらしました。
和歌山市内でも東南部の和田川周辺を中心に、用水路から水が溢れ出し、広範囲で冠水しました。
まずは、被害を受けられた皆様に、お見舞いを申し上げます。
市の危機管理局で被害状況を取りまとめていますが、被害の全容はまだ把握できていません。
民主党和歌山県連内にも本日午前、県連代表を本部長とした災害対策本部を設置しました。県内全域の被害状況について情報収集を行うとともに、政府および党本部に現況を伝えて、対応をお願いしているところです。
市議会では、常任委員会審査の2日目でしたが、市当局の動向を見ながら開会を遅らせる対応をしました。
昨日の警報発令から多くの職員さんが市役所で詰めて、徹夜で対応しました。また夜明けとともに市内全地区へ赴き、将に「不眠不休」で状況把握を行いました。職員の皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
私も委員会審査の終了後、被害地域に入りました。また午前中に現場へ行かれた方からも状況をお伺いしました。
今回の豪雨で、床上まで浸水したお家も多数ありますが、甚大な被害にならなかったのは、この地域に田んぼが多く、そこで水を抱えることができたからだと思います。
昨年9月以降、自然の力を見せ付けられることが多くなりました。残念ながら、我々人間は自然の猛威を完全に抑えることはできません。命まで取られずに済んだ、そういうこともあるんだと思いながら、自然と共存していくしかないと思います。
|